変圧器の増設に独自の案を提案したい
先週の月次点検で、電力さんのデマンドが510kWからいきなり、650kWに増加した受託先がありました。
暑いのと増産が掛って、遊休機械を動かしたらしい。
デマンド監視装置は私が設置していましたが、お客様は生産が増加していて超過はやむをえないと覚悟されていたそう。
心配になって変圧器をチェックしたら・・・・これは三相200kVA

サーモラベルは目一杯の負荷のようです

温度計の置針は・・・目一杯です、絶縁油がドンドン劣化しそう

そして隣の三相500kVAも・・・

なお、二台の変圧器の負荷は、数年掛けて片荷にならないよう調整しました
こっちも目一杯です・・・

キュービクルにもうスペースは無いので、200kVAの変圧器を変更するしか有りません。
200kVAを300kVAにするのが誰でも考える事ですが、能が無い。
キュービクルのスペースを再度計測したら、奥行きに余裕があるので、単相200kVAを二台前後に並べれば入ります。
そしてV結線で使えば約350kVA使えます、V決線は大きな起動トルクを必要とする大きなモーターが無ければ問題無いです。
事実、選任時代は単相300kVAを二台V結線で使用しました(現在も)
今後もっと増設が見込まれるなら(多分そうなる)とりあえず単相300kVAを二台(入るハズ)V結線で使って、将来三相500kVAを出して300kVA三台のデルタ結線+低圧コンデンサー200kVAとすれば、1000kVAは使えます。
変圧器をニバンクで使うより、一バンクのほうが負荷のバランス考えなくて良いし、低圧コンデンサーもコスト掛りません。
それに単相3台デルタなら、万一変圧器が一台パンクしてもV結線で使えば少し過負荷させればしのげますしね(もっとも変圧器がパンクした経験は有りませんが)
なお、この受託先は先輩の管理技術者さんが7年前に急逝されて譲って頂いたもので、低圧コンデンサーは有りません。
今年の暑さも峠を越したので変圧器はしのげそうです、来年の春までに生産の状況も考慮して変圧器をどうするか提案したいと思います。
暑いのと増産が掛って、遊休機械を動かしたらしい。
デマンド監視装置は私が設置していましたが、お客様は生産が増加していて超過はやむをえないと覚悟されていたそう。
心配になって変圧器をチェックしたら・・・・これは三相200kVA

サーモラベルは目一杯の負荷のようです

温度計の置針は・・・目一杯です、絶縁油がドンドン劣化しそう

そして隣の三相500kVAも・・・

なお、二台の変圧器の負荷は、数年掛けて片荷にならないよう調整しました
こっちも目一杯です・・・

キュービクルにもうスペースは無いので、200kVAの変圧器を変更するしか有りません。
200kVAを300kVAにするのが誰でも考える事ですが、能が無い。
キュービクルのスペースを再度計測したら、奥行きに余裕があるので、単相200kVAを二台前後に並べれば入ります。
そしてV結線で使えば約350kVA使えます、V決線は大きな起動トルクを必要とする大きなモーターが無ければ問題無いです。
事実、選任時代は単相300kVAを二台V結線で使用しました(現在も)
今後もっと増設が見込まれるなら(多分そうなる)とりあえず単相300kVAを二台(入るハズ)V結線で使って、将来三相500kVAを出して300kVA三台のデルタ結線+低圧コンデンサー200kVAとすれば、1000kVAは使えます。
変圧器をニバンクで使うより、一バンクのほうが負荷のバランス考えなくて良いし、低圧コンデンサーもコスト掛りません。
それに単相3台デルタなら、万一変圧器が一台パンクしてもV結線で使えば少し過負荷させればしのげますしね(もっとも変圧器がパンクした経験は有りませんが)
なお、この受託先は先輩の管理技術者さんが7年前に急逝されて譲って頂いたもので、低圧コンデンサーは有りません。
今年の暑さも峠を越したので変圧器はしのげそうです、来年の春までに生産の状況も考慮して変圧器をどうするか提案したいと思います。