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2014-08

30年以上前の自作省エネ機器

本日は早朝6時出発で年次点検の予定でしたが・・・・

5時50分の時点で大雨
2014.08.12-1
実は前回の年次点検も大雨だったので、清掃、特に主遮断器周りを実施したくて前倒ししたのに・・・・
これで年末の30日に延期です。

予定を変更して、選任主任技術者として過ごした受託先に行きました。
ネタが無いので、昔話でも・・

これはまだ主任技術者の免状も無い許可主任技術者時代の31年前に自作した、低圧コンデンサー装置の制御部です
2014.08.12-2
当時殆ど知識の無い時ですので、おかしなことやってます。
いろんなメーカーのカタログ観て、オムロン(当時は立石電機)製の力率継電器をまず買い込んで試行錯誤・・・

この継電器は一定の負荷電流が有る時に一定の力率以下の場合に、投入レリーがONします。
力率が改善されると投入リレーはOFFになります。
さらに力率が上がって一定の進み力率になると遮断リレーがONになります。
そして力率が下がると遮断リレーはOFFになります。
というわけで、投入リレーがONしてから遮断リレーがONになるまでは、低圧コンデンサーの投入状態を維持する必要があります。
そして複数のコンデンサーを均等にサイクリックに投入するための回路を当時覚え始めたばかりのシーケンサーを利用しました(M電機の最初のF型、まだ動いてます)。


自作の回路です
2014.08.12-3
トランスは力率リレーの電圧が100Vなのでダウントランスを入れました。


1983年製の力率リレー
2014.08.12-4
いつ壊れて不思議では無い。

そして写真は出せませんが、コンデンサー開閉のマグネット盤や太い配線も全て自分でやりました。
このころがこの業界に飛び込む、夜明け前の時代でした。

しかし力率リレーやシーケンサーが壊れたら、今は便利な一体型のリレーがあるので、それに交換すればいいのですが、現在その気力と体力が無くなりつつあります、更新は次世代にお任せです。

そして、なぜこれほどこんな事に没頭して熱を上げたのか、続きます。



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