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2014-07

私が管理技術者にあこがれたこと その現実

前回「私が管理技術者にあこがれたこと」を書いたので、実際開業してからはどうだったかの体験を書いてみたいと思います。

まず、内容で勝負できて、仕事の内容が濃ければ・・・収入に恵まれるのではないか(契約先の確保と考えても良い)との思いはどうだったのか?。

これは思った通りの手ごたえでした、管理技術者になれる実務経験をクリアーしてからも数年間の準備期間を取ったので(取らされたが正しい)その間に自分の商品価値(お客様に提供する商品は自分自身であるから)を高める努力をしました。
それはいまでは一般的な、デマコンの無償取り付けによる最大電力のコントロールと電気料金低減の勧め、そして私の自作低圧SC装置による、主に増設負荷設備を変圧器の増設無しで対応、この2点。

20数年前の時代はデマコン取り付けは、機器代、設置配線、調整等を業者委託だと80万円程もした時代ですから、新規契約(他の保安管理者から変更ですが)が予想以上、それも大口ばかり。

そして変圧器の増設をしないで増設機器の負荷吸収は、知り合いの電気工事屋さんに私の技術を売り込んでおきました。
その工事屋さんに増設電気工事の見積り依頼が有った場合、私との連携でトータルコストの安い提案をして、知り合いの工事屋さんが受注できるのと同時に、私も保安管理契約を頂きました(当時の保安管理者は変圧器の増設一点張りでした、いや今でもそうですが)


次のサラリーマン人生に見切りをつけて、自営になったことは正解でした。
ただし自営になって皆さんが成功するとは限りません、管理技術者になっても半年間一件も受託先が無くて廃業された方もいます。
つまり自分自身に商品価値が無かった、というかアピール出来なかった。
「保安管理料金を安くやります」というのはその管理技術者のパフォーマンスが判らなければ安かろう悪かろうと取られます(実際そういう業者が殆どだし)。


収入の件は特にコメントしません(笑)。


最後に、人を育てること、ですが長文になりますので、次の機会にでも。

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