ほんとに感電したのか?

午後からは、息子の受託先から「作業者がビリッとしたとかで、体に異常は無いようだが、感電だといけないので至急調査して欲しい」というわけで、二人で出動しました。

ここは息子の勤務していた工場、設備に精通してるのは勿論、人間関係も良好で、かつての仲間たちばかり。
作業者が大型走行クレーン(4.8トン)のフックに触りながら、機械のフレームに触ったらビリッとしたらしい。

というわけで、該当する機器のアースがどうなってるか調査。
2012年9月21日の業務-8
大型走行クレーンのアースが効いて無いとは考え難いです、鉄製の車輪も相当数有りますし、建物の鉄骨にがっちり乗ってますので、万一アース線が外れていても接地抵抗は低いと思います。
機械は、大型のマシン(大型トラック程の大きさ)で、エアー、冷却水、電気、LPガス、等の配管が建物の鉄骨と機械のフレームをがっちり接続しています。


アース測定は、クレーンは吊り下げフック

機械は電気制御盤の扉と機械のフレーム
<以上の箇所の接地抵抗値を測定しました。


当然なんですが、二カ所ともB種接地抵抗値に近い値でした。
2012年9月21日の業務-6

そして、稼働中の機械のフレームと、クレーンを動かして吊り下げフックに検電器を当てましたが、異常有りませんでした。

さらに、電気室に行きB種接地線の電流を測定しました。
2012年9月21日の業務-9
変圧器は三相750kvaで、定格負荷の90%です。


漏洩電流は
2012年9月21日の業務-7
Ioが280mA Iorが46mA(毎月点検なので50mAまでという縛りは有りません)で、クレーンを動かしても、勿論機械は動いていますが、Iorに変化は殆ど有りませんでした。
もちろん監視王の漏電メールは一度も来ていません(二人に来る設定)。

というわけで、我々の結論は現時点では感電した可能性は無いと考えると伝えました。
ただし、ビリッとした時にクレーンのリモコン(無線式でバッテリー内蔵)を持っていたとか、リモコンのボタン押したらビリッときたらしいので、リモコンの高周波無線の影響が有るのか調査を依頼しました(考え難いけど)。

ビリッとしたのは電気では無くて、気のせいとも言えませんし、漏電モニターで調査して、結論を出すかなと考えてます。




«  | ホーム |  »

〒509-9132 岐阜県中津川市茄子川 654-16

Copyright©2009 Ohono electric security Management Office.All rights reserved.