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2011-03

私の水害復旧の経験

最初に、今回の東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また多大な被害を受けられた方に心からお見舞い申し上げます。

もし私の知り合いの方、また知り合いをご存知の方、状況をコメント欄にお知らせくださると有りがたいです。


さて、写真は私が34歳の時のものです。
私の水害の経験-1

写真の前日午後5時頃より台風の影響で豪雨となり、一級河川のほとりの会社は午後7時頃より浸水し午後10時頃迄約3時間ほど水位2mほど浸かりました。

上の写真は翌日の朝です、田んぼような泥が約20cmほど堆積していました。


外の様子です、一面水田のようでした。
私の水害の経験-3


浸った水位の高さです。
私の水害の経験-2
この写真の男性は私ではありません


これからが本題で私の復旧経験ですが、参考になれば幸いです。

状況は屋内開放式の高圧受電設備も完全に水没しました、設備は変圧器約1,000kvaです。
復旧には、高圧を受電するのに7日間掛りました。
工場内の生産設備を修理して、低圧を順次送って、生産開始するのに1ケ月掛りました。

まず高圧受電設備の復旧ですが。
殆どの機器は真水で入念に洗って、ジェットヒーターで乾燥したら使用出来ました、ただし当時の機器です、今の最新の機器は判りませんが、大丈夫と思います。
使えなかったものは、呼吸器付きの変圧器で、水で冷やされて外気を吸い込むと同時に泥水を吸ってしまい使用不可能でした。

DS、PC等はウエスで拭くだけでもOKです(LAやSCも交換しませんでした)。
OCBは分解、洗浄、乾燥、絶縁油交換しました。
小型の変圧器で密閉式のはそのまま使用しました(勿論ウエスで外部の拭き仕上げ)。
大型の変圧器はメーカーに送って内部を乾燥炉で乾燥、絶縁油交換で再使用しました。

以上のように殆どの機器は使用出来ました。

時間的や費用的にも問題無ければ全て新品交換が望ましいですが、当時はそんな余裕も無くて、このような方法で復旧しました。
試験機器は1,000ボルトメガーだけです(乾燥変圧器は耐圧試験しました)。

あれから28年経過しました、今までGR、OCR動作等一度もトラブルは発生していません。
ただし高圧ケーブルや、OCBがVCBに、SC、LA、PT、CTは使用期間の理由で後年更新しました、変圧器は当時新品だったので、数年後には更新されます。

復旧時の逸話や復旧方針の違いでの意見のぶつかり合い、とかたくさんありますが、またのちほど述べたいと思います。

参考になればと思います。

明日から低圧機器(ブレーカー、マグネット、モーター、等々)の復旧経験を述べたいと思います。






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