標準装備の漏電火災警報器が・・・

本日も月例点検を2箇所予定して出かける途中、携帯に連絡があり「キュービクルの中でブザーが鳴っていますが何か異常事態でしょうか?」とのこと

キュービクルに最初から装備されている漏電火災警報器の動作と思って「漏電警報と思いますが、私の設置した常時絶縁監視システムから漏電のメールは来ていません、漏電では無いと思いますがすぐに伺います」と応答。

この受託先は自動車関連の部品加工業で負荷はNC加工機が殆ど、変圧器は三相500kva1バンクで動力負荷は約400kw(力率は0.8で500kva)と定格負荷である。
Ioは当然50mAを超過しているので、Iorアダプタを取り付けて管理しています。


到着してIorアダプタ見ても異常無し。
漏電火災警報器動作-1


Iorを測定したところ32.9mAと最近増加傾向である。
漏電火災警報器動作-2
調査の結果、他の工場よりNC加工機を移設してきたとのこと、担当の方には「真の漏電電流では無いNC加工機の接地電流で漏電火災警報器が鳴っているので、火災の心配はありません」と説明したところ納得して頂けました。

「変圧器の負荷が冬場で定格負荷なので、来年の夏場には過負荷になる恐れがあります、その場合は変圧器の増設が必要になると思われます」と説明して納得頂けました。

キュービクルには三相の300kvaを増設するスペースが確保されているので、負荷を分散させればIorを減少させる事ができます。

しかし変圧器の定格が大きいとIorが大きくなって50mAを超過するケースもあります、その場合は毎月点検に変更が必要になります。
しかし常時絶縁監視やIor50mAの縛りは無くなりますね。
毎月点検で点検時だけIorをチェックするのが良いか、変圧器の定格容量に応じてIor50mAに余裕を持たせて貰い、常時絶縁監視するのが良いか?、難しいですね。

キュービクルの構成を三相500kva1台で行くか、三相300kva2台で導入するか、Ior50mA以下を考えれば変圧器のバンク数は複数のほうが有利です、しかし省エネの観点からは単機で小さい変圧器のほうが無負荷損は少ないですから、CO2の排出は少ないですね。

将来変圧器1台当たりの漏れ電流50mA以下の規程が、変圧器の定格容量に応じて余裕を持たせるということは難しい?。

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