2009-06

GAB(AOG)用擬似ZPD(ZPC)について

中部電力管内にはPASSの一種で、GAB(通称AOG)と呼ばれる物が使用される場合があります。
一般的なPASSに対しての相違点は、まず短絡保護ができる、次に投入時の突入電流(特に容量性)に強い。絶縁強度が高く耐雷性能に優れることが長所です。
デメリットは充電部が一部露出しているため、カラス、蛇などの鳥獣接触があります、また零相電圧検出用ZPD(ZPC)が外部取り付けでDGRに試験用端子が無いために、昇柱して直接ZPDの一次側端子にテストリードを接続する必要があることです。

そこで当事務所では、以前より不要になったGAB用のZPDを利用して、地上で試験回路を構成して昇柱しなくてすむ方法で試験してきました。

写真がその試験の様子です。(机上模擬試験です)
AOGDGR.jpg

以前に比較すれば大変楽になったわけですが、改善の意欲は尽きることがありません。
ZPDをアルミケースに収納していますが、とても重くて辛くなってきたのです。

そこで同じようにこの方法で実施されている、当事務所と相互応援体制をとっている、中津川のY電気保安管理事務所のYさんが、独自に研究され擬似ZPDを作成されました。
今回一台頂きましたので、Yさんの了解を頂き紹介させていただきます。

擬似ZPDの外観です、

擬似ZPD

右側が試験機側です、当事務所用に専用プラグを取り付けてあります。
左側はDGRリレー側です。アースと三つの電圧端子に接続します。
またリレーボックスに容易に固定できるように、擬似ZPDにはゴム磁石を貼ってあります。

リレーボックスに取り付けて接続した状況です。

ZPD2
リレーの電圧端子の正規の配線は外して、試験用コードを取り付けます。

最終試験状況

AOGDGR試験2

電圧測定値は整定値5%の場合、186ボルトで正規のZPDを使用した場合と差はありませんでした。

大変便利な擬似ZPDを製作していただいたY電気保安管理事務所のY様ありがとうございました。
商品化したらどうですか?


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