2009-05

責任分界点開閉器用GRの電源

最近PASの内部に、GR電源用のVTを内蔵したタイプがでていますね。
メリットは、電源配線のトラブル等で電源喪失の恐れが無いこと
変圧器やコンデンサーの負荷を主遮断器で開放した状態でもPASを投入可能
主遮断器がOCでトリップしてもGRの制御電源が確保される
等々あるので、最近は新設や更新時にはこのタイプを使うよう勧めています。

実は私の管理している施設で10年ほど前に苦い経験があります、原因は落雷の衝撃電圧でPASの天板と内部高圧部の間で放電痕があって(事故後の調査で判明、対地絶縁抵抗は100GΩ)製造後5年のPASが投入時の突入電流による衝撃かスパークで内部で地絡短絡事故を起こしました、結果はご想像のとおりです(幸い波及にはなりませんでした)

そこで既設の設備には写真のとおりの対策を施しています。
GR電源プラグ接続

キュービクル内部のGR電源ケーブルに100ボルトのコードコネクタを入れてます。
停電後に再投入するときは、コードコネクタを外して、GRの電源を発電機等から送ります
そして主遮断器開放状態の無負荷でPASを投入します。
こうすることでPASに掛る突入電流がなくなることで、PASの傷みも少なくなり寿命も延びます。
最後に主遮断器を投入して、GRの電源コネクタを元にもどします、その時必ずPASのGRに電源が来ているか確認します。

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